駅と鉄道、ときどきドール

ドールとの旅行記が中心の日記ブログになります。ドールが苦手な方はご注意下さい。

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駅舎訪問 岳南鉄道編第4回目 本吉原駅 

「エバーグリーン」(豊島ミホ著・双葉文庫)を読了。
「底辺女子高生」というエッセイから手を取るようになった作家さんの作品で、なかなかツボを突いてくる作風なので、ブックオフに並んでたのを見つけ回収した一品。
都会と違って田舎なので、発売日から日が経った本は人気作以外は手に入らなかったりして、古本屋は案外便利です。
まあ、アマゾンを利用すれば済むのですが、本だけは手にとったものしか買わない主義なので。
この作品の粗筋をざっくりと紹介すれば、中学時代に交わした10年後にお互いの夢を叶えて会おうという約束を主軸とし、その再会の日までの二人の心の変遷を描いた物語となります。
リアルに中学時代のことなどほとんど覚えていない身としては、ちょっとしっくりこない設定ですが、まあこのへんは人それぞれなので目をつむれます。
シンとアヤコという二人の主人公を配して、始点を交互に変え話を進めていく手法をとっていますが、それぞれのキャラに共感できる点が多く、やはりというかツボにはまりました。
シンが夢を諦め田舎での生活に溶け込んでしまってる様や、夢を叶えながらも思い出だけを糧に十年かけて腐っていくアヤコの姿も、我が身のことのように共感できました。
どんだけダメ人間だという感じですが、大学を卒業して以来、夢も希望も持たず、ただ惰性で生きてきた人間なので、はい。
大学時代にきちんと夢を目的に変え、精進しておけばよかったのでしょうが、あの当時はそこまで知恵が回らず、気づけばこの有様です。
まあ、いずれにせよ過ぎたことで、今更なんともなりませんが。
この作品の中で一番胸に刺さったシーンは、風邪で倒れたアヤコが口にした「みんな、風邪を引いたら誰に助けてもらうんでしょうね」という台詞を吐くところでしょうか。
無駄に一人暮らしが長い分、そう問う気持ちがよくわかるだけに、かなり印象的でした。
この作品は、中高生にはイマイチぴんとこないかもしれませんが、社会人であれば我が身を振り返ってみたときに理解できるエピソードが多く、大人向けの作品として上手く仕上がってます。
個人的にはお勧めの一冊です。

エバーグリーン (双葉文庫)エバーグリーン (双葉文庫)
(2009/03/12)
豊島 ミホ

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さて、前置きが長くなりましたが、駅舎訪問をはじめていきます。
今日は吉原本町駅の次の駅となる「本吉原駅」を紹介していきます。
駅間が短いこともあり、迷う要素は一つもなく、サックリと到着。
記憶が確かなら駅のすぐ隣は本屋で、広々とした駐車場があり、立地条件はなかなか悪くありませんでした。
ひとまず駅前に建っていた建物を撮影。

労働組合建物

最初、この建物が駅舎かと思ってましたが、すぐに別物と判明。
地図を見てみると労働組合が入居したビルのようですが、詳細は不明。
改めて駅を探し撮影。

本吉原駅入り口

先ほどの大きな建物の奥に、入口がひっそりと設けられていました。
ジヤトコ前駅と同様に、駅舎無しの無人駅です。
部外者にはわかりづらいことこの上ない場所にありましたが、いちおう入口のすぐ側の倉庫の屋根に駅名看板が出てました。
それがこちら。

駅名看板倉庫

屋根の手前に掲げてあればすぐにそれとわかりますが、奥に置かれてるせいではっきりいって気づきません。
字も一部剥がれてるし。
柵の切れ目から構内踏切が伸びてたので、そこからホームの全景を撮影。

本吉原駅ホーム

1面2線の島式ホームで、ホーム上にはブロッコリー状の待合所が見えます。
すぐ側に向上らしき大きな建物が控えているので眺めはイマイチですが、独特な形状の庇はやはり目を惹きます。
ホームに上がり岳南江尾方面を撮影。

本吉原駅ホーム岳南江尾方面

ゴチャゴチャとした骨組みの庇が、独特の雰囲気を醸しだし悪くありません。
長年使い込まれているようにホームは少し凸凹していて、庇を支える鉄製の骨組みの塗装も剥げてますが、それがなかなか良い味を出しています。
隣に大きな建物がなければなおよかったところです。
吉原方面を撮影するため反対端へ向かったところで、吉原方面行きの電車がやってきたので慌てて激写。

本吉原駅と電車

ジヤトコ前駅で遭遇した物とは色違いですが、同じ形式の古い電車です。
気動車ではよく見かける一両編成ですが、電車ではあまりお目にかからない編成だったこともあり、少し違和感がありました。
悪くはありませんが、やはり電車は複数の車両を連結してたほうが様になります。
電車が去るのを確認してから、吉原方面を撮影。

本吉原駅ホーム吉原方面

ホームの一番奥は植え込みスペースとなっていたので眺めはすこぶる悪いです。
この撮影は冬だったのでまだマシでしたが、今の季節だと葉が生い茂り一段と眺めは悪くなっていそうです。
もっとも、この植え込み自体、デッドスペースに造られた感じなので、眺めが悪いのも当たり前ですが。
利用者もこちらまではこないし。
最後の〆として庇の下に掲げられた駅名表示札を撮影。

本吉原駅駅名表示札

この駅の駅名表示札は、今までのものとはまた異なる形式のものでした。
戦後すぐに造られた感じのデザインで、独特の雰囲気があり、個人的には好みの一品です。
どうもこの路線では駅名表示札を統一するという試みはなされていないようですが、これはこれで色んな種類の駅名表示札が楽しめるのでありな感じです。

この駅は、駅舎もなく、すぐ隣にある大きな工場のせいで眺めもイマイチと、あんまりぱっとしない感じです。
ただ、ホームにはこの路線の特徴であるブロッコリー型の待合所が備えられていて、ホームを楽しむためだけならじっくりと堪能できるので悪くない駅です。
ともあれ、駅数が少ない路線ということもあり、訪れて損はしない駅と思います。

ということで、今日はここまで。
次回は次の駅「岳南原田駅」を紹介していきます。
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